つつのんの気まぐれ日記

アラカン女子の複雑怪奇な頭の中を書いていきます。

図書カードNEXTをネットで買うと危い??その理由と回避する方法

図書カードNEXTは危ないカード?

 

 
2016年6月から、図書カードは、図書カードNEXTとして生まれ変わりました。
 
今頃、何言ってんの?情報遅すぎ!
 
そうおっしゃるあなた、本当にどう変わったのか知っていますか?
 
デザインが変わって、期限付きになったんでしょう?
 
はい、デザインは10種類、発行から10年の期限付きになりました。
そして、利用履歴がスマホやパソコンで確認できるようになりました。
 
ここまでは、ご利用になったことがある方ならご存知かもしれませんね。
 
でも、この図書カードNEXTの最大の特徴は、もしくは問題点は、見た目だけでは使用済みなのか、未使用なのかの区別がつかないのです!
 
パンチ穴が空きませんから!
 
多くの方が、そのことを気づかずに・・・・いいえ、気になさらずに使っておられるのが現状です。
 
もちろん通常ルートで買う場合、それで全く問題ありません。
 
でも、個人間のネット売買で買ったものならどうでしょうか。
 
最近、ヤフオクやメルカリなどで、この図書カードNEXTの売買が盛んにおこなわれています。
 
それって大丈夫なの?
 
金券ショップ店員の立場から言わせてもらうと、ちょっと危ないんじゃない? 

 

などと思ってしまうのですが・・・・・。
 
  
 

最近金券ショップで起こっていること

 

 

私の働く金券ショップでは、図書カードNEXTの買取の時に、裏面のスクラッチ印刷されたPINコードを削り、端末で残高を確認したうえで買取をします。
 
最近になって、ちょっと気になることがあります。
 
お客様の中に、残高不足の図書カードNEXTをお持ちになる方が出てきたのです。
 
以下、お客様とのやり取りです。
 
「こちらのカードはご使用されているようですが…‥」
 
「えー?(驚く!)・・・・・・・・・・使ってるんですか?・・・・・」
 
この図書カードNEXTは、端末で残高履歴まで見ることができ、購入日、購入書店名、購入書籍名までわかります。
 
そこで、
「〇月〇日に、○○書店でご使用になりませんでしたか?」
と、さらに聞くと
 
「あっ…‥‥そう言えば…‥‥忘れてました・・・・・・」
 
買った日付と書店名まで言うのですから、さすがに使用されたことを思い出され、お客様はかわいそうなくらい恐縮されます。
 
こういったケースは、大抵複数枚のカードをお持ち下さる場合に起こります。
 
人から贈り物としてもらい、お財布に数枚入れた状態で、一枚だけ使用し、残高が残っているためお財布に戻し、未使用の図書カードと一緒にしてしまい、分からなくなってしまわれるのです。
 
その内、半年ほども経つと使ったことさえ忘れてしまうんですね。
 
このように、図書カードNEXTは、使用した形跡が全く残りません。
そのために、未使用のカードだと勘違いをしてしまいやすいのです。
 
残高不足のNEXTカードをお持ち下さったお客様は、当店で3件ほど発生していますが、いづれも、全く悪意のない方達でした。
 
多くの方が、まだ図書カードNEXTのこういった性質をご存じないのが大きい原因なのでしょう。
 
こういった使用済みNEXTカードを売りに来られるお客様は、去年までは全くありませんでした。
3件ともごく最近、立て続きに起こったものです。


まだ、去年までは発行から間もないため、記憶が新しいと言うこともあったのでしょう。
 
誰でもプレゼントとしてもらったばかりの頃は、使用したことを忘れるものではありません。

 

ですが、図書カードNEXTの期限は10年です。
 
1年2年と時が過ぎ、ふと見ると一見未使用の図書カードが出てきたらどうでしょう。
 
こういった贈り物は、そのうち使うだろうと思い、数年でも持ったままと言うことも珍しくありません。
 
仮に、NEXTカードの一部の金額を使用したとして、そのまま1年ほどして、そのカードが見た目新品だったとしたら、勝手に未使用だと思い込んでも不思議ではありませんよね。
 
やっぱり使わないから、ネットで売ろう!
などと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
図書カードNEXTは、まだ、発行されて1年です。
それなのに、こういったケースがすでに金券ショップでは発生しているのです。
 
いずれ、個人間のネット売買においても、こういったケースが出てくるのではないでしょうか?
 
私の思い過ごしだといいのですが・・・・・・。
 
 

 

図書カードNEXTを売りたい人達


 
図書カードNEXTは発行当初、多くの金券ショップで買取しない方向でスタートしました。
 
やはり、一枚一枚残高確認と言う手間を考えると、そうせざるを得ないと考えたのです。

他のお客様に支障が出るデメリットの方に天秤が傾いたようです。
 
それでも、最近では少しずつ買取をする金券ショップも出てきたように思います。
 
しかし、金券ショップの買取は以前の図書カードの多くが90%以上だったのに対して、NEXTカードの方は、平均すると、80%前後と言うところでしょうか。
70%のとこもあるくらいですから。
 
安いんですね。
 
こうなると、図書カードNEXTをネットで売りたいと思う人達の気持ちも分かります。
 
 
 

図書カードNEXTをネットで買うときの注意点


 
これまで書いてきた通り、ネットでの個人間のネット売買で図書カードNEXTを買うのは、少なからずリスクがあります。
 
かと言って、ネットで買うな!などとは申し上げるつもりは毛頭ありません。
 
ネットで買えば、通常より安く買えたりポイント消化としてもとても便利なものです。
 
わざわざお店に行かず、お家でスマホでチャチャチャと買い物ができるのも魅力ですよね。
 
そして、
 
多くの取引は、至って正常なものです。
 
ただ、老婆心ながら、買った後NEXTカードが届いた時点で、残高を確認されることを強くおすすめします。(贈り物用は正規のお店で買うこと!)
 
そして、
 
もし・・・・・・
 
万が一にでも、使用済みであることが判明した場合は、すぐに売り主の方に申し出ましょう。
 
図書カードNEXTは、使用済みか未使用かだけではなく、利用履歴が詳しく見れますので、明確な証拠となります。
 
もちろんこんなことがない事を願っています。
 
どうぞ、くれぐれも安全なネット取引を!
 

 

 

下記、参考までに残高確認の時の画像載せておきます。

 

 

 
                   

 

                      
                

PIN番号がスクラッチ印刷で黒く覆われています。

店側にPIN番号は必要ないため、NEXTカードで支払い後も使用前と全く同じ状態で返却されます。

 

 

               

                
 
 ①がID番号で②がPIN番号(削る)となります。残高確認にはこの二つが必要となります。
 
 
                  
 

 

裏面のQRコードを読み込むか公式ホームページで、上記画面にアクセスし、ID番号とPIN番号の入力で残高確認ができます。