つつのんの気まぐれ日記

アラカン女子の複雑怪奇な頭の中を書いていきます。

喪中ハガキいつ出すの?もらったらどうするの?皆どうしてるの?

若い時は、喪中ハガキなどもらうこともなかったが、このトシになると毎年数枚は送られてくる。そりゃ、同年代の友人たちはみな親がそれなりの年齢だもんね。そして、私の叔父叔母も

すっかり年を取った。

 

そういえば、つい先日、夫の方のおじさんの奥さんが今年亡くなって、もうすでに一通喪中ハガキが届いている。

 

私のいる金券ショップでは、喪中ハガキ、喪中切手も扱っているが、11月に入ると、これが途端に売れ出す。もちろん毎年のことなので、10月の内に郵便局からたくさんの喪中ハガキを仕入れている。お客様から買い取った書き損じのハガキや切手などで、5円の手数料を払い、通常のルートで入れている新品の喪中用のハガキと切手だ。

 

うちの場合、年賀状のピークの前にこの喪中ハガキを売りさばかなくてはいけない。

 

だが、うちの周りの他金券ショップは、喪中用の切手ハガキの在庫を持っているところは少ない。購入は、郵便局に行かれた方が無難であろう。

 

郵便局で購入される時は、「胡蝶蘭のハガキ下さい」と言われた方が分かりやすいかもしれない。このハガキ、正確に言うと、喪中ハガキという名称ではなく喪中用推奨通常ハガキなのよ。でもコレ、ほとんど喪中にしか使われていないから。

 

逆に喪中なのに、あえて、一般用通常ハガキを使われる人はそれなりにいる。理由は、胡蝶蘭のハガキは残ってしまった時、普通の便りを出せなくなるからというお考えのようだ。

 

これから喪中ハガキを出される人、又はもらう人、いったいどんな決まりごとがあるの?皆どうしてるの?そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃると思う。両方の場合について書いてみたいと思う。

 

喪中ハガキはいつ出す?

 

喪中の期間は通常一年。

 

今年一年に身内に不幸があった場合にこの喪中ハガキを出す。別名年賀欠礼状ともいう。

 

一般的に、配偶者、一親等(父、子)、二親等(祖父母、兄弟、孫)までが亡くなった時を喪中とし、この年賀欠礼状を出す。

 

だが最近では、2親等は同居家族までと言うのが多い。地域性もあるし、故人との関係性にもよるのでそれぞれがそれぞれの考えでお出しになっているのが現状だ。

 

で、喪中ハガキっていつ出すの?

 

もらう側は、早すぎると、ついうっかり来たことを忘れるし、遅すぎると年賀状を投函した後になったりする。

 

だが、気の早い人は10月の内に、その一方で12月下旬にノコノコ喪中はがきを買いに来る人もいる。当金券ショップでは、11月下旬から12月頭ぐらいの購入が最も多い。

 

だいたい、11月中旬から12月上旬が最も適している。

 

年賀状の受付が、12月15日からなので、それまでには届くようにしよう。


 

喪中ハガキを自分で作る

 

まずは、喪中ハガキか喪中切手を用意しよう。

 

喪中ハガキにはインクジェット紙と普通紙の2種類がある。どちらも切手の部分が胡蝶蘭のデザインで、色がブルーかグリーンの違いがある(62円)。インクジェット紙を利用される方が多いが、ご自宅のプリンターによっては普通紙がきれいになる場合もある。どっちにしろ大きな違いは出ない。

 

喪中切手は濃紺の花文様のデザイン(62円)で、こちらを利用する場合は、無地のポストカードが必要となる。ポストカードに印刷し、喪中切手を貼るというものだ。無地のポストカードはホームセンターでは売っていないこともあるので、文具店やネットで購入をしよう。

 

文面とデザインは、ネット上の無料テンプレートを利用する。例年年賀状を作っていらっしゃる方は、同じ方法なので簡単にできるだろう。

 

そういったものを利用すれば、充分に自家製の立派な喪中ハガキが出来上がる。

 

それさえ面倒だと思う方は業者の印刷サービスを利用しよう。もちろん便利なものはお金がかかる。せめて、早めに申し込んで割引を受けようね。

 

喪中はがきを出す範囲

 

もともと喪中ハガキと言うのは、喪中期間は慶事ごとを避けたいので「年賀状は出しません」と言うことを知らせるために出すものだ。

 

この喪中ハガキは、ほとんどの方が深く考えず、いつも年賀状を出されている方に全員贈られるケースが多い。

 

だが、中には公私の区別をつけ、喪中であることを知っている方だけ喪中ハガキを出し、知らない方には、例年通り年賀ハガキを出される方もいらっしゃる。

 

当金券ショップでも、よくこのパターンを見かける。

 

仕事関係のお年賀が多い方は、このような形を取られるようだ。

 

逆に、例年年賀状のやり取りが少ない方は、喪中ハガキを出さず、年賀状が来た人にだけ寒中見舞いを出されるケースもある。

 

喪中はがきをもらった場合

 

 

喪中ハガキをもらったら年賀状のリストから外す。多くの人が、やることと言ったらコレだけ。

 

この喪中ハガキを受け取った方は、「年賀状を出さないで下さい」という意味にとらえる方は多いと思う。

 

実は、年賀状を喪中の方に送るのはマナー違反ではない。

 

かと言って、「おめでとう」で始まる文面で、干支の図柄の入った年賀状は、さすがに気が引ける。

 

でも、喪中ハガキをもらいっぱなし・・・・・・で済ませてしまうのはちょっと寂しい。

 

それが大切な人なら、何かしら言葉を伝えたいものだ。

 

主に、以下3つの方法がある。

 

①喪中お見舞いを出す。

 

「喪中お見舞い申し上げます」などの文面で始め、慰めの言葉や相手を気遣う言葉、励ましの言葉などを添える。喪中ハガキが届いたら早めに出すことを心がけたい。最も気持ちが伝わりやすいと言えるかもしれない。最近では、少しずつこの方法が増えている。

 

②年始状を出す。

 

年賀状の代わりに出すものであるが、「おめでとう」「謹賀」などのお祝いの言葉は使わないよう注意しよう。感謝の言葉や気遣う言葉、「今年もお願いします」とか「穏やかな年となりますように」とかの文面もOK。もちろん近況報告などもできる。元旦から遅くとも松の内(1月7日)までに届くように出そう。

 

③寒中見舞いを出す

 

寒中見舞いは、一年で最も寒い時期に相手を気遣って出すお便りである。喪中の時にもよく利用されている。通常1月7日あたりから立春(2月4日頃)までに出すものとされる。

 

①②③のいづれも一般用通常ハガキで出す。

 

これらのうち、②③については、喪中である方が、年賀欠礼状(喪中はがき)を出さなかった場合にも利用することができる。

 

ここで気を付けておいて欲しいのが、②の場合、通常ハガキで出すので、年内の早いうちに出すと、年始状が年内に届いてしまうというおかしなことになる。年内投函は、送る相手の住所によっても到着日が変わってくる。郵便局で確認された方がいいと思う。聞くのが面倒なら、いっそ年末に出そう。元旦に届くかどうかは保証できないが、お正月の間には確実に届くだろう。

 

最近では、喪中ハガキの印刷の中に「年賀状お待ちしております」などの一文が入った例文などがある。

 

年賀状って、年に一度だもん、ちょっとした楽しみだよね。

 

喪中でも年賀状をもらいたいと思っている人は多いのかもしれないね。

 

 

年賀状は郵便局で喪中ハガキと交換

 

気持ちよく新年を迎えようと年賀状を買ったばかりだというのに、突然喪中になってしまった。

 

なんてことがある。

 

当金券ショップには、毎年こういうお客様が2、3人いらっしゃる。

 

そういう方は、年賀状を売りに来て、喪中ハガキを買っていかれる。

 

私はこんな時、お客様に大声で言いたくなる。

 

郵便局に行かれよ!

 

だが、言わない。だんまりを決め込む。

 

私はお客様の仰せに従い、素知らぬ顔をして年賀ハガキを買い取り喪中ハガキを売る。

 

金券ショップ店員としての使命感がいつも勝つ。だってこっちだって商売だもん。

 

実はこの年賀状の販売期間中は、近親者の不幸の場合、年賀ハガキを胡蝶蘭の喪中ハガキでも通常ハガキでも無料で交換ができる。5円の通常の手数料は発生しない。

 

手続きは、比較的簡単だ。

 

専用の用紙に、窓口に来られた方の住所、氏名、及び亡くなった方との続柄を記入する。

 

知らなかった人は覚えておいてね。

 

最後に言っておきたいこと

 

「なんで、あいつ年賀状も送ってこないんだ!上司の俺」が出したというのに!」

 

こんなつまらないことで怒る人がたまにいる。

 

どういう人かと言うと・・・・・・・会社にいないだろうか、こんな人・・・・・・

 

仕事はできないのにプライドだけが高い。遠近両用の老眼鏡をかけちょっと頭が薄くなっており、ギスギスと痩せ、お弁当には必ず梅干しが入っている50過ぎの貧相な顔の男だ。きっとその男は、経理課にいる。そして加齢とお茶の飲みすぎにで一日に何度もトイレに行く。

 

具体的すぎる?

 

この例の男、私の昔の職場の上司だ。具体的にもなる!

 

この上司、年明けて半年もたった頃だろうか。ボケたことを言い出した。

 

同僚のAさんが休みの日の昼休みのことだ。

 

当時の直属の部下Aさんから年賀状が来なかったことを「全く、Aは礼儀がなっとらん!」と言っているのを聞いた。

 

はあ?何で今頃それを言う?

 

Aさんと私は当時仲良くしていたので、腹が立った。

 

Aさんがいない時に言うのも気に入らない。

 

Aさんには年賀状を出せないわけがあった。

 

ホントはこの上司も知っているはずなのだが・・・・

 

「Aさん去年、実家のお祖母ちゃんが亡くなって、喪中でしたよ。私がAさんから訃報の電話を受けて、課長に言いましたよね?聞きましたよね?(おまえ忘れてたのかよ!)」

 

ポカンと間抜けな顔の上司。

 

「アハッ」と声が漏れるが、顔が引きつっていた。

 

アハッじゃねーよ、おまえ、そんなことを今日まで根に持っていたのか?

 

この課長、バツの悪そうな顔をして無言で猫背のままトイレに行った。

 

要するに、年賀状を出す側から言わせれば、いちいち、他人の身内の不幸などそう長くは覚えていないと言うことだ。

 

嫌な上司には年賀状が出せないのなら、この喪中ハガキを出すのを忘れないことは強く言っておきたい。きっと、あなたの身内のことなんて、これっぽっちも気にかけていないから。