つつのんの気まぐれ日記

アラカン女子の複雑怪奇な頭の中を書いていきます。

ボケたくなければ緑茶を飲もう、エピガロカテキンガレーㇳのあるある効果

今のところ、認知症の特効薬はない。ならば、予防するしかない!

 

その予防するものが、私たちのごく身近にあるとしたら?そしてほんのちょっとの習慣が予防になるとしたら?あなたはその習慣を今からでも身につけたいと思わないだろうか?

 

その習慣とは・・・・毎日急須で、緑茶を飲む!それだけだ。

 

最近、緑茶の中に含まれるカテキンの中でもエピガロカテキンガレートという成分が注目を集めている。これが、「ふける脳」を予防しくれるらしいのだ。しかも一度衰えた記憶力や空間認識能力の向上が期待できるとのこと。

 

エピガロカテキンガレートとはいったいどのようなものなのか?知ると知らないじゃ、もしかしたら、老後の元気を左右するかも!?

エピガロカテキンガレートとは?

緑茶の中に含まれるカテキンが健康にいいことは聞いたことがあると思う。そのカテキンの中にも種類があって、その中でもエピガロカテキンガレートと呼ばれる成分が最強だと言われている。その効能は強い抗酸化作用、脂肪を燃焼させる作用、血中のコレステロールを低下させる作用などがあり、脳の若返りにも大きく貢献している。しかもその抗酸化力はビタミンCの90倍、ビタミンEの23倍ともいわれている。

エピガロカテキンガレートとアルツハイマーとの関係

認知症の中で最も多いとされるのがアルツハイマー型認知症である。アルツハイマー型認知症の原因となるのが、アミロイドβたんぱく質やタウタンパクというたんぱく質だ。これって脳にとってはゴミ。これらが老化やストレスなどによってたまっていき、脳神経が炎症を起こし、記憶をつかさどる海馬という部分が委縮し脳全体に進行する。これがアルツハイマー病だ。

米国理衛生研究所(NIH)は、アルツハイマー病のマウスにエピガロカテキンガレート(EGCG)を投与し適度に運動させるという調査を行った。

カテキンはポリフェノールの一種であるが、ポリフェノールの効果の一つに炎症の抑制作用がある。脳の炎症を抑制することによって、アルツハイマー病の進行を止めれるかもしれないと仮定したのだ。

すると、これまで迷路や巣作りにおいてゴールできなかったのが、一定期間エピガロカテキンガレート(EGCG)を含む水を与え、回し車などで運動をさせたところ、正常に迷路や巣作りができたというのだ。つまりは認知回復が見られたというのだ。

 

茶カテキンは体脂肪を燃焼させる。

最近は健康志向で、飲料業界もこの茶カテキンに注目している。花王の「ヘルシア緑茶」って飲んだことがあるだろうか?350mlのペットボトルで濃い緑色の液体でいかにも健康によさそうだ。でも値段が高い、180円もするのだ。この値段を出せば、2Lのお茶が買える。確かに一回きりなら買えるかもしれないが、健康を考えるなら毎日飲み続けなければ意味がない。当然続かない。だが、このヘルシア緑茶の売り上げは上々だ。ポルフェノールの茶カテキンを1本に540mlも含んでいるのがヒットの理由だ。そのカテキン量はこの1本で体脂肪を燃焼させる一日量に相当するそうだ。体脂肪が気になる人は、苦しい減量に挑むより、ググッと飲み干せるヘルシア緑茶はさぞ魅力的だろう。他の飲料メーカーもこのカテキン高濃度を競って出している。もちろん、こちらはアルツハイマー予防ではなく、体脂肪を燃焼させるというのが売りなのだが、このように、ポリフェノールを含む茶カテキンにはその他、脳卒中、動脈硬化、血糖上昇抑制作用など様々な効能、効果があると言われている。そして、茶カテキンの中でもエピガロカテキンガレート(EGCG)は生理活性が最も高いのだ。

 

緑茶がいいのはわかった、でもペットボトルのお茶で良くない?

最近の家庭は急須でお茶を飲まなくなった。

どこの家も冷蔵庫を開けると、冷えた麦茶やミネラルウォーターがすぐに取り出して飲めるようになっている。お手軽さが一番だ。そんなに緑茶を勧めるんだったら、ペットボトルの緑茶で良くない?ほとんどの方がそう思うと思う。

今時お湯を沸かして急須でお茶なんて・・・・めんどくさい。家にそもそもポットやケトルがないところもあるだろう。やっぱり緑茶はペットボトルで!

ただ、ペットボトルのお茶にはある疑惑がある。

ほとんどのペットボトル茶には、合成ビタミンCが添加されている。もともと茶葉には天然のビタミンCが多量に含まれている。それがペットボトルの場合、加工、抽出の段階でこのビタミンCが失われるそうだ。その失われたビタミンCを補うため合成ビタミンC(L-アルコルビン酸)が添加されているとのことらしいのだが・・・・実はこの合成ビタミンCは変色防止、酸化防止の効果目的でもあるのだ。WHO(世界保健機関)ではL-アルコルビン酸の一日の摂取許容量が定められている。適正製造規範に従い使用することが求められている。要するに、健康に影響せぬように使えと言うことなのだろう。しかも国内で使用されている合成ビタミンC(L-アルコルビン酸)は安価な中国産が多いのも不安材料だ。他にも、天然のビタミンCは発がん性のある活性酸素を発生させないが、ペットボトルに入っている合成ビタミンCは活性酸素を大量に発生させるというのだ。なので、ペットボトル茶は、原料のお茶に含まれるエピガロカテキンガレーㇳで活性酸素抑えるが、添加されている合成ビタミン(L-アルコルビン酸)で活性酸素を大量発生させるという、チグハグなことになっているということだ。

 

上記の疑惑(合成ビタミンCは発がん性があるとの意見)は一部で反対する意見もあるし、真偽のほどはわからない。いずれにしても、急須で飲めば、そういった疑惑にかかわらなくて済む。しかもエピガロカテキンガレート(EGCG)も天然のビタミンCもとれるというわけだ。

 

やっぱり緑茶は急須で飲むのがいいかもしれない。

 

あるある効果

緑茶には多方面に様々な予防効果があるが、その中でもエピガロカテキンガレーㇳには抗ウイルス機能をさらに強化した成分でもあるそうだ。その成分を含んだ緑茶の飲用、うがいにはインフルエンザ予防などがあり、口の粘膜免疫系の働きを助け、ウイルスの侵入を防ぐそうだ。

伊藤園の中央研究所の細胞実験によると、インフルエンザの原因となる3種のウイルスに感染阻害作用が見られ、型に関係なく感染予防に有効だという実験結果がでている。

 

ウイルスに効果があるなら、コロナにも効果があるのでは?と思ったりする。

今年の3月27日にインドの医科大学の研究論文がネットによって査読前に発表された。それよると、エピガロカテキンガレーㇳ(EGCG)が新型コロナ感染予防に効果があると言っている。

※学術雑誌に投稿される論文は編集者のチェックと専門家の査読がされるが、この査読には非常に時間がかかるため、査読前に、先にネットで公開されることがある。この論文がまさにそうだった。

 

査読前なので、実際のところ、コロナに効果があるかはなんとも言えないが、そんなことは重要ではない。エピガロカテキンガレーㇳ(EGCG)には認知症予防、体脂肪燃焼など他に様々な健康効果が期待できるのだ。飲んでりゃ、何かしら、あなたの元気をヘルプしてくれるだろう。

 

ならば・・・・・

私たちは毎日何かを飲む。水分補給は何も夏に限ったことではない。どうせ飲むなら・・・・・・緑茶はいかが?