つつのんの気まぐれ日記

アラカン女子の複雑怪奇な頭の中を書いていきます。

アマゾンのサクラレビューを善良な消費者が書いてしまうワケとサクラ商品を買わない方法

アマゾンのレビューの中にサクラがいるってのは何となく知っていた。でも、自分には関係ないと思っていた。

 

ニュースでオレオレ詐欺の話を聞いても、友人からネットワークビジネスの高額商品を買わされて無理やり会員にさせられたと聞いても、どこか遠い話のような気がしていた。自分はそんなのには騙されない!心のどこかで自分は賢い!そんな思い上がりがあった。

 

そんな私が、サクラになった。私はアマゾンの善良な消費者である。そんな私が望んだわけではないが、やむにやまれずサクラになった。

 

もやもやしてるので、ワケを話そう。

 

  

私たちは買う商品を選ばされている?

 

私はアマゾンをよく利用している。私は家電や、サプリ、化粧品を買う時、しかもその商品が初めての時はしつこいぐらいレビューを丹念に読みこむ。

 

わたしには、ある思い込みがあった。

 

・星の数が多いのはきっといい商品だから。

・レビュー数が多いのはみんなが買ってる人気商品だから。

 

このような選び方をしていると、たいがい価格帯も安い傾向のものがそれに該当していた。安くていい商品!これが私の、そして庶民が欲しい商品だ。

 

私はいつもこれに該当する商品を選んできた。そして、これまで運がよかったのか、それほど、「ハズレだな」と言うことはなかったように思う。

 

私はメーカーにもブランドにもそれほどこだわらない方だ。

 

「みんながいいって言ってるなら、それが一番いいんじゃないの」

 

これが私の買い物のスタイルである。私のような考えの人は意外といるのでは?

 

認めたくないけど、私たちは商品を自分の考えで選んでるって思ってるけど、実は選ばされているのだ。認めざるを得ない。

 

サクラ商品は意外と良かった?

 

 私がアマゾンで買ったのは8000円ぐらいのセラミックヒーターである。

 

「うん、悪くない。かわいいじゃん、コンパクトで意外といいかも!しかも、猫がいる我が家では、ちょっと動かすだけで安全装置が働いて自動的に止まってくれるのも気に入った。あったかさはと言うと、普通だ。部屋中をあっためてくれることは最初から期待はしていない、でも、あったかくなるのに30秒はかかる、即暖じゃなかったのか?でも、まあ、気にするほどのことでもない、安いし、こんなもんだろう」

 

これが、私のこの商品に対する最初の感想である。要するに、結果的にサクラに誘導されて買った商品ではあったのだが、決して悪い商品ではないのだ。

 

かと言って、私がもしその時純粋にレビューを書いたとしたら、★5を書いたか?

 

それはNOである。どう考えても★4だ。

 

よく考えると、たいていの電化製品で★5はないな。と、私は思った。普通、レビューはすぐに書くが、本当に感想が書けるのはもっと後。変に隙間に埃がたまりやすいとか、使い続けてみないとわからないことはいっぱいある。判定できるのはワンシーズン終わってからではないか?と思ったりする。そう考えると、未知数の部分がある以上、ほんの数日使っただけで★5は無理、と私なら考える。あれだけたくさんの★5が並んでいたあのレビューはおかしかったのだ。

 

だが、それも今だからこそ思うこと・・・・・

 

それなのに私は何で★5をつけてレビューを書いてしまったのか?

 

サクラレビューを善良な消費者が書いてしまうワケ

 

私が一枚のカードに気づいたのはそのヒーターの試運転を一時間ほどした後だった。

 

「大丈夫だな、不良個所無し」と判断し、段ボールをかたずけようとすると何やら、底の方に名刺大のカードが入っていた。

 

おめでとうございます。レビューを書いてAmazonギフト券4000円分プレゼントと書いてある

 

え?当たったの?おみくじは大概小吉なのに?町内の福引は大概ポケットティッシュなのに?4000円も?

 

ラッキー!単純に、最初はそう思った。

 

だが、その後には、注文番号と★5のレビューのスクリーンショットをお送りくださいと書かれていた。

 

どういう意味?

 

★5評価をするレビューを(自由に)星をつけて、スクリーンショットをお送りくださいなのか?それとも必ず★を5つ付けて評価し、そのレビューのスクリーンショットをお送りくださいなのか・・・・?

 

たぶん後者なのだろうとは思うのだけど・・・・読み方によっては、どっちでも解釈できるのでは?巧妙な手口である。

 

確かに怪しい臭いがする。

 

でも使った感じは、どうしても、悪い商品とは思えない。私は、ほんのり漂う臭い匂いにフタをした。

 

だって、おめでとうございますって書いてあるじゃん!きっと当たったんだよ。

 

速攻で私はレビューをスクショして送った。もちろん★の数は5だ。

 

私の中で、返報性の法則が働いた。人は何かを受け取るとお返しをしたいと感じるものだ。

 

善良な消費者はレビューに100%のウソはつけない

 

 私は★5を付けたものの、文面は正直に書いた。さりげなくマイナス面もちらつかせたのだ。この心理は私だけではなかったようだ。

 

後から、もう一度、その商品の他の方たちのレビューを読み直してみると、面白いことに、多くの人が、★5にもかかわらず、不満な点をちゃんと書いているのだ。

普通この文面だと、★一つマイナスで★4ではないか?それなのに★5になってる文面を見た時、私と同じ仲間を見つけた気分だった。からくりが分からなかったときには見えなかったものがはっきりと見えたのだ。

 

不思議だ、サクラを全く疑わずに読んだレビューとサクラだと確信して読むレビューでは全く解釈が違った。

 

人間って、自分の解釈したいように物事を受け取るのかもしれないな。

 

たぶん私の個人的解釈であるが、こんなサクラ混じりなんかしなくても商品自体★4はいくと思うんだけどね。それじゃあ、売れないのかね。こんなことまでするってアマゾンのトップページ争いの裏には熾烈な戦いがあるんだね。

 

サクラ商品を買わない方法

 

 ジャッジの神様の存在を私は知らなかった。知っていたら、私が今回のようなサクラにかかわることはなかっただろう。

 

その神様の名は「サクラチェッカー」

 

サクラチェッカーで私が買ったセラミックヒーターを調べてみると、サクラ度90%と判定された。やっぱりそうだ、と思いながらも、判決が実際下されるとショックである。

 

何と、サクラチェッカーによると、アマゾン出品のセラミックヒーターの57%がサクラ商品だそうだ。

サクラ商品198個

通常商品は148個

 

この計算だと、何も知らないで買えば、半分以上の確率でサクラ商品に当たってしまうのだ。

 

ついでについ最近買ったドライヤ―も調べたら、なんとこっちもサクラ度90%だ。さらについでに1カ月前から飲み始めた酵素サプリはサクラ度40%。

 

わたしって、騙されやすいタイプだったのね・・・・・。

 

でも、これからは「サクラチェッカー」がある!

 

サクラチェッカーはアマゾンの商品がサクラかどうか審判してくれる優れものだ。私も以後これをしっかりと利用していくつもりだ。

 

判定は、危険度○○%で出てくる。危険、警告、合格がある。

 

使い方はごく簡単。サクラチェッカーのサイトにアクセスして、商品名かURLを入力して判定を待つだけ。あなたもアマゾンでショッピングをしている人なら、購入前にこのサクラチェックをしよう。強力なボディーガードになるはずだ👇

 

sakura-checker.jp

 

最後に

 

  アマゾンのサクラレビューを善良な消費者が書いてしまうのは、それがなまじ悪い商品でもないからだ。これが粗悪品であれば、善良な消費者はサクラなったりはしない!と思う。

 

私も、今回は意図せずサクラをやってしまったが、これもそれも、商品自体がそれなりに良かったからだ。それとともに私が非常に無知であり、欲に目がくらむ弱い人間だったからでもある。でも、あなたならどうする?

 

私はサクラ商品イコール粗悪商品だとは思わないが、このようなやり方は決して褒められたものではない。私のような?善良な消費者がいとも簡単に相手の術中にはまってしまうのだ。実にけしからん!。おまえが言うな!って話であるが・・・。

 

私たちがサクラ商品を買わなければ、サクラはなくなる!(だから、お前が言うな!)

 

私はここに宣言する。「ワタクシ、二度とサクラは致しません」

 

サクラ商品を買わないためにも、サクラチェッカ―を使いましょう。