つつのんの気まぐれ日記

アラカン女子の複雑怪奇な頭の中を書いていきます。

爪もみで免疫力が上がる!指先には健康のツボがいっぱい

爪もみで免疫力が上がるって知ってますか?

 

免疫学の世界的権威である安保徹先生と福田稔先生が共同研究によって考案された免疫力を高める治療法でその家庭の医学版として誕生したのが「爪もみ」だそうだ。

 

爪もみは場所もいらない、道具もいらない、副作用もない。

 

爪もみは、ごくごく簡単、ちょっとした隙間時間でできるので知っておくと、知らず知らずのうちに癖づいて免疫力を高めてくれるかも!

 

 

爪をもむだけで何で健康になるの?

・指先には、末梢神経と毛細血管が集まっている。指先の爪の生え際を刺激すると、血の流れが良くなる。

・爪の生え際には即効性の強い井穴(せいけつ)という即効性の強いツボがある。このツボを刺激することによって自律神経の働きにスイッチが入る。

血流が良くなり、自律神経が正常に働くことによって、体の中の自浄作用が毒出しにかかる。これによって本来私たちが持っている免疫力が働き、自然治癒へと導いてくれるのだそうだ。

 

そういえば、韓ドラで見たことないすか?胃腸の調子が悪いときに、家族に指の先に針を刺してもらって血を何滴か、たらたらと流す場面。そうすると、刺してもらった当人は「大分、楽になった、ありがとう」なんて言っている。

 

え?食べ過ぎた時、指の先から血を出すとラクになる?しかも、すぐに効果あるの?

 

日本じゃこんなことやんないよね・・・・と思っていたら、このやり方って、ちゃんと鍼灸院ではまかり通っている施術の一つだそうだ。

 

井穴刺絡(せいけつしらく)療法と言って手、足の爪の角より1~2mm離れた部位のツボを針で刺し、点状出血させ毒出しをしているのだ。もちろん症状によって、針を刺す場所は違ってくる。手足の指先は内臓と深くかかわるツボがあるのだ。

 

自分で針を刺すなんて、怖くてできなーい・・・・・

 

大丈夫だ、何も、針を刺さなくとも私たちは爪もみをすることによって様々な不快な症状を自分で治すことができるのだ。

 

手の指はそれぞれの症状に対応している

爪もみによって、下記の症状に効果があると言われている。

 

 親指(呼吸器系)  喘息、アトピー、鼻炎、花粉症、リウマチ、咳、ドライマウス

人差し指(胃腸系) 胃弱、便秘、下痢、胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、痔

中指(精神系)   不眠、耳鳴り、難聴、

薬指(血圧)    低血圧、低血糖、だるさ、眠け、軽いうつ、

小指(循環器系)  頻尿、動悸、狭心症、腎臓、脳梗塞、認知症、糖尿病、腰痛、

 

症状によっては、足の爪の生えぎわをもむことでさらに効果を上げることができる。足のむくみや痛み、冷え性などの緩和に役立ったくれる。足の爪もみは下半身の症状に改善してくれるのだ。お風呂の中でも毎日の習慣にするといいかもしれない。

 

爪で健康が分かる?

健康診断とかで医者先生が爪を見ることがある。爪は健康のバロメーターなのだ。健康な人の爪は、身体の末端の爪の先まで血流が行き届いているので、ピンク色できれいだ。でも、爪にシマが入っていたり、色がちょっと違っていたりすると、それは、要注意である。では、爪の状態は何を語っているのか?

 

爪が割れやすい・・・・お酒の飲みすぎなどで肝臓が弱っている

爪に横ジマがある・・・疲労、強いストレスを感じている。

爪に縦ジマがある・・・胃腸が弱っている、貧血

スプーン型の爪・・・・血が薄い、冷え性、貧血

爪が白っぽい・・・・・血流不足、冷え性、貧血

爪が赤っぽい・・・・・栄養過多、高血圧、心臓疾患

爪が黄色っぽい・・・・水虫、肝臓や脾臓の弱り

爪が青っぽい・・・・・血流不足、貧血

 

※縦ジマ、横ジマは老化で出る人もいる。

 

爪もみのやり方

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爪の生え際の部分をもう片方の指でつまんでもんでいくだけ。「痛いけど、気持ちいい」が強さの目安だ。それぞれの指を10秒ずつ1日3回程度もみもみしよう。気をつけたいのは薬指をもみすぎないこと。薬指をもみすぎると(適度なら効果的)、交感神経が優勢になり自律神経のバランスが乱れる。爪もみは自律神経のバランスを調整するためにやるものなので、薬指のもみすぎは本末転倒、ご法度だ。

 

爪もみをやっていると、そのそばからお腹がグーッとなったり、手足がポカポカしてくる人もいるそうだ。「私毎日やってるんですけど、効果ありません!」という人ももちろんいる。それでも、いったんやり始めたら、3カ月は待ってみよう。何でかというと、人の血液が入れ替わるのに3~4カ月かかるそうだ。鍼灸院での何らかの効果を感じるのがだいたい3カ月目らしい。長い間、ストレスをため込んできた人、過食を繰り返している人、薬を長い間飲んでる人は時間がかかる。効かない人はそれだけ身体の毒がたまっているということだ。

 

手間も暇もお金もかからないので気長にやるのがコツのようだ。

 

多くの病気は自律神経の乱れが原因である。爪もみはストレスでバランスを崩した自律神経を調節し、免疫力を高める手軽で効果の高い方法だ。毎日やることによって、薬を減らすことができたり、気にしている数値を正常に戻したりする効果が期待できる。

 

簡単にできるので健康を維持したい人にもお勧めです。