つつのんの気まぐれ日記

アラカン女子の複雑怪奇な頭の中を書いていきます。

チョコレートを毎日食べて美肌と健康になろう、糖尿病でも食べていい!

2年前、健康診断で糖尿病が見つかった友人のKさんはチョコレートをほぼ毎日食べている.

 

チョコレートと糖尿病・・・・・どう考えても組み合わせが悪い。

 

誰でもそう思うだろう。それに反論するかのように彼女は言った。

 

「チョコレートって体にいいらしい、医学界でも注目されているらしいのよ」

 

医学界のことなど知らぬ。そりゃ、納豆とかめかぶとかにんにくならわかる。チョコレートはありえないだろ。まして、彼女は糖尿病だ。

 

若いころ、友達の家で夜更けまでおしゃべりの花を咲かす時、チョコレートとポテトチップスは絶対外せない定番のお菓子だった。翌日たいがい鼻の下につかつ吹き出物が出た。

 

 

もちろん夜中じゅう食べてるのだから、食べすぎもあっただろうが私はその犯人をチョコレートだと思っていた。

 

それが身体にいいだと?毎日食べてるだと?

 

そんな大それたことをやっていいのか?

 

私にとってチョコレートは美味しいからこそ控えるべきもの。たまに食べるものと定義されていた。

 

彼女の「チコレートが体にいい」のエビデンスは「医者がそう言った」である。これって歪曲解釈ではないのか?

 

糖尿病の薬を飲んでいる彼女に食事制限は欠かせない。もちろん、甘いものも禁止されているわけではないが、控えるようにと言われている。

 

それでも食べたい。そう思うのが人間のサガである。

 

喫煙家だった彼女は糖尿病と診断されてから、ピタリとタバコをやめた。せめて甘いものぐらい食べたいと思う気持ちはわかる。

 

で、医者がすすめたチョコレートにすがったわけだ。但し、彼女が食べるのは板チョコ半分まで。それでもずいぶんと、おやつ欲求が抑えられると言う。

 

医者がすすめた?私にとっては会ったことも見たこともない医者である。今一つ説得にかける。

 

そう思った私は、チョコレートのことをもっと調べてみることにした。そしたら、出てくるわ、出てくるわ、チョコレートの様々な効果。その効果がチコレートに含まれるポリフェノールが深くかかわっていることが分かった。

 

ポリフェノールの効果と言えば、抗酸化作用である。

 

抗酸化作用とは身体の酸化(サビ)に対抗してくれる力だ。

 

自転車やなんか手入れしないで放置しとくと時間の経過とともにサビるだろ?ハンドルの部分とか、チェーンとか、赤さびで小汚くなる。

 

これと同じことが身体でも起こっている。人間、年とともにサビていくのよ。

 

そのサビに抗ってくれるのが人間の身体にもともと備わっている抗酸化作用だ。

 

これが20代をピークに年とともに減少する。中高年になると、この力がずいぶん若いころに比べ弱ってくる。よって、身体の酸化(サビ)によって老化を促進させシミしわ目立ってきたり、様々な病気を引き起きしやすくなるんだね。

 

では、ポリフェノールを積極的に摂取することによってどんな効果が期待できるのか?

 

血圧降下、脳卒中予防、動脈硬化予防、便秘効果、心臓病予防、糖尿病改善、認知症予防、美肌効果、アレルギー効果と様々だ。

 

どうやら、ポリフェノールとは、私たちの健康や若さに深くかかわっているようだ。

 

でも、ポルフェノールって意外と自然食からとるのって簡単じゃない。

 

赤ワインにポルフェノールが豊富ってよく聞くけど、ワイン毎日飲む人なんて、ごく少数だろう。でもコーヒーなら飲んでる?コーヒーは意外とポリフェノール含有量が多い。100mlあたり、200mlのポリフェノールが摂取できる。ワインほどではなくてもかなりの優れもの。日本人の多くの人がポリフェノールをコーヒーから摂取しているらしいけど、コーヒーってカフェインがはいっているんだよね、飲みすぎると眠れなかったり、精神の不安の助長につながる人もいる。ま、カフェインの感受性は人それぞれで個人差が大きいとも言えるけど、カフェインの摂取は適量を守りたい。マグカップ2杯までってとこね。

 

ポリフェノールの1日の摂取理想は1000ml~1500ml以上。コーヒーだけじゃ足りない!

 

そこで今、ポリフェノールが他の食品より圧倒的に含まれているチョコレートに熱い視線が注がれている。

 

ポリフェノールの摂取量が多いほど、紫外線によるシミが少ないという調査結果もある。美魔女を目指すなら、ポルフェノール摂取は欠かせない大事な要素である。

 

美しく健康的であるためにチョコレートを食べるのだ。

 

埼玉県の戸田中央総合病院の中に「嗜好品外来」というのがある。おいしいものを食べて生活習慣病を予防しようという外来だ。この外来の嗜好品の主役はチョコレートだそうだ。なぜチョコレート?と思うが、チョコレートは血をサラサラにする、血圧を下げる、糖尿病を改善する、腸内の善玉菌を増やす、善玉コレステロールを増やすなどたくさんの科学的に信頼できる研究報告があるからだそうだ。Kさんのかかりつけの医者が言った「チョコレートは身体にいい!」は本当だったのだ。

 

私の友人のKさんはとにかく甘いものが食べたい!彼女が食べてるのは、普通のブラックチョコかミルクチョコ。ブラックチョコって、苦みを抑えるために逆にミルクチョコレートより糖分が多い。だから、甘いものが食べたいKさんにとっては逆にベスト。

 

糖分が多いと聞くと、肥満も気になるけど、世界中の研究で肥満とチョコレートの関係は否定されている。25g程度のチョコレートなら、若さ維持と健康増進につながり、成人病の予防にもなる。もちろん糖尿病改善にも役立つ。むしろ積極的に食べたいおやつともいえる。

 

明治のブラックチョコは、1枚50gでポリフェノール含有率は、640mgだ。ミルクチョコレートだと354mgこれは、ほかの食品、ワインさえもしのぐ圧倒的勝利である。

 

ゴボウはポリフェノールが豊富な食材の1つであるが、それでも100g中49mlの含有量だ。普通ゴボウ100gも食べないよな?食事からポリフェノールを取ろうとしてもかなり難しい。

 

要するに、チョコレートは手軽においしく健康に貢献してくれる頼もしいおやつだってこと。

 

最近では、チョコレート効果に対する期待が高まってるせいだろうか、「チョコレート効果CACAO72%」「チョコレート効果CACAO86%」「チョコレート効果CACA95%」「カレドショコラ70」「カレドショコラ88」などカカオの量を表示する商品が出回っている。

 

ポリフェノールは、チョコレートの原料のカカオに含まれているのだ。

 

うちの近くのドラッグストアーは、高カカオのチョコが多種そろっている。なぜかスーパーの方にはない。

  

ただこれらのカカオを売りにした商品は、甘さを抑えているのかあまり甘くない。

 

確かに、それほど甘いものが欲しいわけではないのなら、高カカオ入りのチョコレートの方が健康維持にはより効果的かもしれない。

 

Kさんは2年前、糖尿病と診断された時はずい分と落ち込んでいたが、なぜか、ずいぶんと若返り、肌がきれいになった。タバコをやめて食生活に気を付けるようになったからだと思うが、チョコレートが大きな手助けしてくれたのは否めないだろう。

 

チョコレートって、意外といいやつだったのね、見直したわ。